30分間の安全衛生教育レシピ

30分間の安全教育レシピ

ここしばらく更新を停滞しておりました。
停滞の理由は、仕事が忙しいというより、育児に手がかかっていたのが大きいです。
 
ブログは書いていなかったのですが、労働安全コンサルタントとしての仕事も行っておりました。
その中で、自分が出来ることは何かと、考えました。
 
特別教育や安全衛生教育、安全パトロールなどでは、作業の指揮管理の立場の人とも話をさせていただく機会も多いです。
共通しているのは、安全に対する意識も高く、工夫もされています。
ところが、作業者へ指導や教育を行うに当たり、具体的な方法がわからないという話を聞きます。
 
方法が分からないからなのか、時々安全大会などに参加しますが、絶望的に退屈な教育を聞くと、この上なく腹立たしい気持ちなります。
 
教育担当の方は、多忙なので準備が充分でないのでしょうけど、聞く立場としては、たまったものではありません。
 
DVDなどの資料もあるのですが、何回も見ておりマンネリになっています。教育の代行として私のような立場のものがあったりするのですが、いつもいつも頼めるわけではありませんよね。
 
そのような問題に触れることで、私にできることは何かを考え、安全衛生教育のレシピを作ることにしました。
この通りに行えば、誰でもとりあえず30分間の教育ができるものにしたいと考えております
 
 
毎日多忙を極めているので、安全衛生教育などを考える時間などもとれません。優先順位も低いでしょうし、多くの場合そんな面倒なことやってられないと思います。
 
また私は建設関係に強いのですが、公共工事などでは各共通仕様書でこのような一文があります。
 
「工事の施工に際し、現場に即した 安全・訓練等について、工事着手後、作業員全員の参加により月当たり半日以上の 時間を割当て、実施内容を選択し安全・訓練等を実施しなければならない。」
 
この条文、果たして実行されているのでしょうか。
もちろん実施されているところもありますが、おそらく実施されていない方が多いのではないでしょうか。
せいぜい、状況写真を撮って、サインをもらって、実施した証拠書類を作っている・・・それが実情ではないでしょうか。
 
30分のネタを8本やれば、毎月半日以上(4時間)の教育になるのではないでしょうか。
さらに一度に4時間集めて教育するのは、仕事をストップさせたりなど調整が必要になりますが、1日30分を8日間にわけて行ってはいけないとは書かれていないので、お昼休憩の後や仕事を少し早めに切り上げてなどのタイミングでもできるのではないかと思います。
 
当然のことながら、安全衛生教育は建設業に限りません。その他の業種でも行います。
30分間の教育レシピは、社内研修などなるべく幅広い業種で活用できればと思います。
 
最後にこれらのコンテンツは、事業者(社長、経営者)、管理者、作業監督(現場監督、職長)、安全衛生担当の方の参考になればと考えております。
 
資料やレシピシートも公開します。
さらに私自身が教育をやってみての、感想なども書き込んでおきます。
 
コンテンツの使用は、自由に使って頂いて構いません。
ただ、できれば活用した旨と、反応や要望、ネタのリクエストなどをコメントして頂ければ、励みになります。
 
今後は、30分レシピに限らず、事故事例なども安全衛生教育の教材になるよう工夫しようかと思います。
もちろん、今までのコンテンツも活用しながらですが。
 
 
 
 
 

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